2014年10月11日土曜日

メリークリスマス、ベイビー/MERRY CHRISTMAS BABY



メリークリスマス、ベイビー
  /MERRY CHRISTMAS BABY


エルヴィス・プレスリーのブルースはエロチックだ。それは際立った魅力である。


行き場のないピアノがさまよう、慰めるようにエルヴィスが歌う。
そうさ、クリスマスだから、とにかく陽気に行こうと、ギターが健気にエルヴィスと歩き出す。ピアノが置き去りにするなとギターを追いかけている。嘘にほほえみながら泣くことをこの男は知っている、ピアノはそれを聞かない。

クリスマスなんだから、クリスマスらしくやろう、ありがとうベイビー、君のおかげで楽しいクリスマスにしておこう。
なだめるように歌う男と言うこと聞かないピアノ。もつれてもつれて苛立つ男の顔には笑みが浮かんでいても、歌詞や楽器たちとの協定の持続は最初から怪し気だ。それを知ってかピアノがつつく。

ママは昔、クリスマスなんだから、ほほえまなくてはと教えてくれたからね。自分が優れていることを知るにはいかに小さな体であっても教会の裏庭は狭すぎたが、自分が他者とは異なっていることを知るには充分過ぎた。白人とも黒人とも、その他の意味でも異なっていると感じた。その時から嘘が身体を往来した。ミステリー・トレインに乗せられたガールフレンドを奪い返すまで翻弄された。

すでに神と悪魔の協定は破られていることを男は知らずに健気に慰めるように歌っている。どの楽器もどの歌詞もエルヴィスのほほえみに追随しながらも、ピアノの涙に揺さぶられている。みんなが理不尽に対して怒っている。エルヴィスは反逆分子を押えつけるように頑なにこっちへ行けと指示を出す。今日はクリスマスなんだからと。





メリー・クリスマス・ベイビー
メリー・クリスマス、ベイビー
オマエはずいぶんよくしてくれた
メリー・クリスマス、
ベイビーホントによくしてくれたよな
クリスマスにダイヤの指輪をくれたりして
今の気分はパラダイス

★今の気分は最高さラジオからはイカした音楽
今の気分は最高さラジオからはイカした音楽
キスしたいぜ、ベイビーあのヤドリギの下で

メリー、メリークリスマス、ベイビー、
オマエはずいぶんよくしてくれた
これはホント、ホントのことさホントにホントの話だぜ
メリー、メリー・クリスマス、
ベイビーホントによくしてくれたよな
クリスマスにダイヤの指輪をくれたりして
今の気分はパラダイス

メリー、メリークリスマス、
ベイビー、オマエはずいぶんよくしてくれた
メリー、メリークリスマ人ベイビーホントによくしてくれたよな
クリスマスにダイヤの指輪をくれたりして
今、アルのマイクで歌ってる

アドリブで2回くり返し★

メリー、メリー・クリスマス、
ベイビー、オマエはずいぶんよくしてくれた
メリー、メリー・クリスマス、
ベイビー、ホントによくしてくれたよな…

チャールズ・ブラウンが1947年にR&Bチャートに送り込んだのを皮切りに48年、49年も上位にチャートイン。その後もチャック・ベリー、オーティス・レディング、アイク&ティナ、ラムゼイ・ルイス・トリオなどが取り上げた。エルヴィスはエルヴィスらしいブルージーなフィーリングで本領を発揮している。どのブルースにも言えることだが、エロチックだ。


71年5月ナッシュビルRCAスタジオで録音。


初回リリースはアルバム『ELVIS SING THE WONDERFUL WORLD OF CHRISTMAS/初めてのクリスマス』





エルヴィス・プレスリーのブルース的なもの、それはロックンロール、ロカビリーと呼ばれたが------ミステリー・トレインが走っていた線路の上を、今日の世界中のロックが走っていることを明らかにするものだ。

そればかりか、この楽曲はエルヴィスが感じた異なっていることに対する内心の恐怖と恐怖を打ち負かすために自ら異なりを深めたことを伝えるに充分である。

それは<ブルー・ハワイ>で自分は世界のあらゆる人々のあらゆる要望に応えることができる者であると証明した中のひとつにしか聞こえない錯角を与えてはいるが、明らかにここには違う才能がある。内心の恐怖が類い稀な才能であることを示すものだ。

それは青い空と海が生み出した香り高いユートピアの産物と比べたら、多くの人には楽しくもない類いの範囲に入るものかも知れない。

少なくともパーカー大佐はそう考えた。しかしブルー・ハワイでアロハ・オエの挨拶を終えて我が家に辿り着き日常に親しんだ時に、少なからずともどのような人間の身辺にもさまよう憂鬱だ。

優しい気持ちになれるクリスマス・イブの夜に、そのようなものを抱え込まなければならない人がいることをこの男は地上で味わう最高レベルの幸福を味わった後も知っているのだ。

そのことをこの曲は確かに伝えている。悪魔的な音楽から遠く離れたようにみえながら、近くにいるのは自分が処罰の対象であると思い込んでいて、理不尽に処罰される自分は不幸である、それゆえ自分は金色の部屋に佇む資格があるとひたすら思いこんでいたからではないのか。

自分が生きるためには、感謝しなければならないのだろうか?

れがエルヴィスの悪魔的な根源でないかと思わせるに十分なものであり、持つべき必要のない才能である。その才能は誰も寄せつけない高みに登り詰めるに効果的だった

それは異なっていたことの勝利なのか。エルヴィスは自分の才能に生きるべきだったのだろうか?それとも、もうひとつの才能から垣間見る希望に生きるべきだったのか?

もうひとつの才能とはブルースの対極にある天使の歌のことだ。それは悪魔の仕掛けた罠でしかなかったと思うのだが。

エルヴィスの真の凄さは存在そのものがブルースであり、ブルースに打ち勝った日々のロックンロールである。ブルースを超えてロックンロールのままに笑顔で歩き続けて、歩むことを止めた後も慕われ続けていることだ。

もうひとつの才能から垣間見る希望の笑顔に飾られたアルバム・ジャケット、その笑顔にふさわしく柔らかな感性と愛情がたっぷり注がれた楽曲たちがクリスマスにふさわしい顔をしている中で「ひとりぼっちのエルヴィス」の曲である。


たくさんの愛をこめて、「メリークリスマス・ロックンロール・ベビー!」

世界中のエルヴィス・プレスリーを愛するファンとプロフェッショナルの方に、これからいつも日かエルヴィスを愛する人にも
MERRY CHRISTMAS

アメリカ及びアフガニスタンでの悲惨、痛ましい事件に巻き込まれたすべての方に、地球人のひとりとして心からお見舞い申し上げ、哀悼の意を表します。メリー・クリスマス、ひとりでも多くの方にひとつでも多くの笑顔があるように。



Merry, merry Christmas baby
Sure did treat me nice I said merry
Christmas baby You sure did treat me nice
Gave me a diamond ring for Christmas
Now l'm living in paradise

*Well, I'm feeling mighty fine
Got good music on mv radio
Well, I'm feeling mightv fine
Got good music on my radio

Well, I want to kiss you baby
While you're standing'neath the mistlet

De l said merry, merry, merry Christmas baby
You sure did treat me ntce
Yes vou did, yes you did
Yes you did, yes vou did
I said merry, merry Christmas babv
Sure did treat me nice
Gave me a
diamond ring for Christmas


2014年3月27日木曜日

この胸のときめきを/You don’t have to say you love me




この胸のときめきを

You don’t have to say you love me



「この胸のときめきを」(You don’t have to say you love me)を収録したアルバム『エルヴィス・オン・ステージ』は1971年3月22日にオリコントップに登場して以来、7月12日にサイモン&ガーファンクルグレイテストヒット2に譲るまで週間LPチャートトップを独走。日本国内に於けるエルヴィス・プレスリー久々の大ヒットとなった。

「この胸のときめきを」(You don’t have to say you love me)はイギリスのポップス歌手ダスティ・スプリングフィールド(Dusty Springfield:1939-1999)が1966年に歌ってイギリスで大ヒットした曲として有名。これをエルヴィス・プレスリーがカバーしたのも驚きだが、両者に共通するのは、初めて声を耳にしたとき、黒人と間違われたこと。しかも抜群の歌唱力、表現力を持っていることでした。
しかし、原曲は965年のサンレモ音楽祭参加曲で、ピノ・ドナッジオ(Pino Donaggio)が歌ってイタリアのチャート1位になったカンツォーネ「Io Che Non Vivo Senza Te」(ボクは君なしでは生きられない)です。
僕を残して行かないでおくれ、君なしでは生きてゆけない、君はボクのもの。。。。といったイタリア男らしい情熱的な恋の歌でした。

When I said “I needed you”,
you said you would always stay.
It wasn’t me who changed, but you,
and now you’ve gone away.
Don’t you see that now you’ve gone,
and I’m left here on my own,
then I have to follow you, and beg you to come home.
You don’t have to say you love me,just be close at hand.
You don’t have to stay forever, I will understand.
Believe me, believe me,
I can’t help but love you,
but believe me, I’ll never tie you down.
Left alone with just a memory,
life seems dead and so unreal,
all that’s left is loneliness,
there is nothing left to feel.
You don’t have to say you love me,just be close at hand.
You don’t have to stay forever, I will understand.
Believe me, believe me!
You don’t have to say you love me,just be close at hand.
You don’t have to stay forever, I will understand.
Believe me, believe me, believe me


この胸のときめきを
「ボクには君が必要だ」と言ったとき、
君はボクにいつも居るわと言ったね。
変わったのはボクじゃなくて、君のほう、
そして今君は離れて行ってしまった。
君には分らないだろう、君は行ってしまったから、
そしてここにボクひとり残されて、
これからボクは君を追いかけて、家に帰ってほしいと伝える。
ボクを愛してると君が言わなくてもいい、
ただ近くに居てくれるだけでいい。
いつまでも留まることないと、ボクは承知している。
ボクを信じて、ボクを信じて、
ボクは助けられないけど、君を愛している
でもボクを信じて、ボクは君を決して束縛しないから。
ただ思い出だけで、独り残されて、
人生が終ってしまうのを現実だとは思えないんだ
残されたものすべてが淋しく、
何も残っていないと、感じることが。


君はボクを愛してると言わなくてもいい、
ただ近くに居てくれるだけで。
いつまでも留まることないと、ボクは承知している。
ボクを信じて、ボクを信じて
君はボクを愛してると言わなくてもいい、
ただ近くに居てくれるだけで。
いつまでも留まることないと、ボクは承知している。
ボクを信じて、ボクを信じて、ボクを信じて


2010年5月12日水曜日

ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン


ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン

「オレが一番とは思わないさ。でも最高なんだ。」
”ザ・キラー”ジェリー・リー・ルイスは、そう言っていた。”ザ・キング”エルヴィス・プレスリーもそう思っていただろう。夜中に家にやってきて拳銃を振り回さなくてもね。

ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン>は、ロックンロールの歴史に燦然と輝く金字塔、ただの金字塔ではない。「ロード・オブ・ザ・リング」に登場する塔のようにいつまでも妖しく燃え続ける金字塔だ。
エルヴィスは、それを知っていた。燃えるピアノも、自身の燃やされたアセテートのレコードの山も忘れなかっただろう。

正式にカヴァーするのは遅かったが、オヤジと呼ばれる前には間に合った。(父親にはなっていたが)やり過ぎないのが礼儀だ。

1956年、「歌っていると勝手に身体が動くんだ」とエルヴィスは言った。それは「危害を加えないし、気が狂っているわけでもない」という意味だ。エルヴィスは確信犯だった。

1957年には、サンレコードの後輩、ジェリー・リー・ルイスは、ピアノを壊し、燃やしながら、「演技じゃない、音楽のせいだ」と言ったのだ。すべてはロックンロールのせいなんだと言いたげだ。誰が信じるだろう?ロックンロールを燃やし続けていたのは、”ザ・キング”であり、”ザ・キラー”の方だった。

ロックンロールは、疾走感がいのちだ。エルヴィスがメンフィス・ライブでやったロックンロール・メドレーを聴いたらよく分かる。なにより楽しくなければね。人は何かをなすために失わずにやり遂げることはできない。台所で皿を洗う間にだって失っている。就職先を探す間、失うものは少なくない。ロックンロールは失った自分へのオマージュであり、一心同体愛だ。

<ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン>が、「ELVIS COUNTRY」に収録された。アルバムカヴァーには3歳のエルヴィスと両親が写った写真が引用された。でもなにかが抜けている。目に見えないが、ここにいる3人にとって失ったものが写っているのだ。なによりエルヴィスの兄がいない。

エルヴィス・プレスリーは中年期を乗り越えなければならない時期に立っていた。中年期、さらにその先にある残酷な季節を乗り越えるために、エルヴィスには見失った自分を再発見して、これからの半生を生き抜く支えを取り戻しひとつになる必要があった。エルヴィスは1957年の夏に燃えていたピアノのなかに、消えた自分を見ていたのかも知れない。
それ行け!エルヴィス、究極の自分を取り戻せ、一心同体の愛をつかむのさ。

2010年4月24日土曜日

バーニング・ラブ



バーニング・ラブ BURNING LOVE

 寒い夜には、温かいものが欲しくなる。それならコレと真っ赤に燃えてる歌一個どうぞ。骨までしっかり焼きつくしてくれそうにアツアツです。<バーニング・ラブ>は、正月映画として「シネラマ」でロードショウ公開された「エルヴィス・オン・ステージ」で聴いたのが最初だった気がする。シネラマで公開されたのは、ライブの臨場感を体験させようという配給会社の心意気だったと思う。それほどエルヴィスのステージは興奮だったのだ。

70年代初期は、復活の鮮やかさとは裏腹気味に、結構、地味めのシングル・カット曲が続いていた。エルヴィス・プレスリー、会心の熱情のロックンロールは火の玉のような閃光で輝きながらチャートを駆け昇った。いまもって熱いので、くれぐれもヤケドしないように、CDの取り扱いには御注意ください。

全能なる神よ
オレは自分の熱が上がっていくのを感じるぜ
高く高く
燃える火がオレの魂までなめつくしてるんだ

女よ、女、女よ
おまえはオレを炎の上でおもちゃにしてやがる
オレの脳みそはメラメラと燃えて
もうどっちに行ったらいいのかも判らない

おまえのキスでオレは高くのぼっていく
聖歌隊が唄う甘い歌のようだぜ
おまえは燃える愛で
オレの明日の空に火を灯す

おお、おお、おお
オレは自分の熱が上るのを感じるんだ
助けてくれ、この体の炎を消しておくれ
このぶんじゃ42.8度はあるだろう
燃えてる、燃えてる、燃えているんだ
冷やすことなんて出来るもんか(イヤー)
このままじゃ煙になっていくしかないけれど
それでもオレはいいんだぜ。

おまえのキスでオレは高くのぼっていく
聖歌隊が唄う甘い歌のようだ
そしておまえは燃えてる愛で
オレの明日の空に火を灯す

それはだんだん近づいて
今や炎はオレの体をなめてるぜ
どうかオレを助けちゃくれないか
オレはどうしょうもなくどんどん溶けていく感じ だ
オレの胸はぶちのめされていて
息をするのもむずかしいんだ

全能なる神よ
オレは世界中を焼きつくしそうだぜ

おまえのキスでオレは高くのぼっていく
聖歌隊の甘い歌のようだ
燃える愛で
オレの明日の空に火を灯す
燃える愛で
ああ、ああ、燃える愛で

オレはまったくほんとに燃えてる愛の塊
ただの燃えてる愛の塊だ
ただの燃えてる愛の塊だ
ただの燃えてる愛の塊だ

これはエルヴィスが投げ込んだロックンロールの爆弾。
"Ooh, ooh ooh”吐息が悲鳴のように脳裡に焼き付いて、口からついて出る。
"a hunk a hunk”塊が寄生虫のように、体内で蠢く。

ライブバージョンでは、もっと始末に悪い。まさしく昇天していこうとする時に、それが勝利者であるかのように、高らかにホーンが響きわたる。なんということだ。 バーベキューができあがったように高らかに!ココロがすっかり使い物にならなくなったといって喜んでいる。イカれてる。こっちはもっとやれって絶叫するしかない。

もうこの男には聖歌隊までもが悪魔に魅入られているようにしか聞こえない。
魂がガンガン燃えている。身体と心がひとつになって、男は熱い塊になってひたすら向かって行く。
誰も全能の神にはなれない。セックスだけが身も心も忘れて力を与えてくれる
だからひたすら突入していくことを歓喜している。

ロックンロールの最大の使命は「戦争はゴメンだ!」ということでも、「手をつなごう」でもない。ひたすら子供のように自分自身を自由にすることだ。そしてそれこそがアートだ。自分という素材を楽しめたら人生は痛快だ。

"Higher and higher”
どんどん舞いがっていく。
まるで凧のようにココロが舞い上がっていく。
この歌はそれを楽しんでいる。

エルヴィスが凧のように空に舞う。
おーい。こんなにオレはこんなに高く舞ってぞ。
呼びかける。"Ooh, ooh ooh”"a hunk a hunk”
自分の殻に閉じこもっている者に聞こえるように何度も呼びかける。
まるで近所の悪ガキのような親しさで。

聞くものは、足を踏みならし、膝を叩く。
やがて"Ooh, ooh ooh”"a hunk a hun”の意味が聴こえてくる。
飛んでみようかと思う。そうだ!飛んでもいいのかも知れないと思う。
自由の香りを嗅ぐ瞬間が訪れる。もしかして全能の神がいるのかもって考える。 そうだ小さい子供時代はいつも自分が中心だった。それがどうだい、いつの間に内なる全能の神はどこかへ行ってしまった。
「おまえのキスで、身も心もぺニス状の塊になってしまうのが、全能の神になる一番の近道だったんだ。」と叫んでいる。
"Ooh, ooh ooh”"Higher and higher”"a hunk a hunk”
くり返すことだと教えてる。もっとやれ!と言ってる。もっとやれと。
そうだ、くり返せば全能の神になれる。

しかし何によってこの男は燃えているのだろう?
生きるために捨てた、捨てなければ生きることができなかった。実は使えたはずの、使わなければいけなかったものゴミにした上で、ゴミが燃えているのだ。
向上心、挑戦する心が燃やされている。あとに残ったのは非生産的な精神しかない。
それを知っていながら、どうしょうもなく突入している。悲しみにさえも、火をつけて燃やしている。

この歌は
悪魔が歌う人間賛歌だ。

扱いかたにはやはり注意が必要だ。
全能の神なんかどこにもいやしない。

Lord Almighty
l feel my temperature risin'
Higher and higher
It's burning through to my soul

Girl, girl, girl
You gonna set me on fire
My brain is flamin'
l don't know which way to go

You kisses lift me higher
Like the sweet song of a choir
You light my mornin' sky
With burning love

Ooh, ooh ooh
l feel my temperature risin'
Help me unflame me
I must be hundred and nine
Burnin' burnin' burnin'
And nothing can cool me (yeah)
l just might turn into smoke
But fee fine

Cause your kisses lift me higher
Like a sweet song of a choir
And you light my mornin' sky
With burnin' Iove

It's coming closer
The flames are reaching my body
Please won't you help me
l feel like l'm slipping away
It's hard to breathe
My chest is a-heavin'

Lord Almighty
l'm burnin' the whole world away

Cause your kisses lift me higher
Like the sweet song of a choir
You light mv mornin' sky
With burn'n' love
With burnin' Iove
Aah aah burnin' Iove

l'm just a hunk, a hunk of burnin' Iove
Just a hunk a hunk of burnin' Iove
Just a hunk a hunk of burnin' Iove
Just a hunk a hunk of burnin' Iove